花づくし [海外旅行]
いかん・いかん、もう明日から9月ではないか。
8月は旅に明け、画像整理やら、旅程を振り返って思いだしたり・・
いけませんね、そろそろシャキッとしなければ。
直接関係ないので、後回しになっていましたが、北欧にも花は咲く、
滝の飛沫を浴びて、ひっそり咲いていた雑草にも似た花たち、
面白い木造建ての教会がある、とお仲間たちが坂を下って行く間に、
とてもお供は出来ないと、パチリパチリとスマホで撮っておりました。
後からお仲間に送って頂いた木造の教会、たしか、ロシアはキジ島に
木造の立派な教会があった筈です。キンピカではないけれど、
それなりの風格はあります。グーグルで調べるとどうやら、
ノルウエーのスターヴ教会(樽板教会とも呼ぶ)支柱と梁で構成
された木造教会の一つらしいです。この目ではみていないので、
詳しくは分かりません。ヴァイキングの時代から保存されている、
凄いですねぇ。
それで思いだしました。北欧3国の国旗、どれもクロスですが、
もともとは横に一本だったのが、キリスト教の浸透とともにクロスに
なったと説明がありました。みなさん、坂を下って実物を見学。
・・・で、その間に坂の上の雲・・じゃなくて花たちと遊んでいました。
ナナカマドに似ていません?
以下は、最後に訪ねた彫刻公園の花たちです。
ようやく迎えた夏を謳歌しているように見えました。
さあ、これでスッキリ! 北欧は封印して、活きのいいネタ探しに
励みましょうか。
北欧ノ旅 最終章 [海外旅行]
妖精の夢も現れず、最終日の朝を迎えました。
専用バスにて、一路ノルウエーの首都オスロまで、約6時間。
大事なトイレ休憩も、清潔で無料・・なんてことはどうでもいいですね。
昼食後、オスロに到着。明るいとは言え時間の関係もあり、向かったのは
この建築家の設計によるもの。アーンシュタイン・アーネベルグ。
安全保障理事会の会議室、国際連合本部ビルも手掛けているらしい。
兎に角、入ってみましょう。
凄い装飾の大広間!ここで何が行われると思いますか??
ノーベル平和賞の授賞式が行われるのです。ノーベルはスエーデン生まれ
なのに、なぜ、平和賞だけこちらで授賞式なんでしょう??
最後の観光は、グスタフ・ヴイーゲランの彫刻が、やく200点
展示されている「フルグネル公園」。彫刻の美術公園とでも訳して・・
緑豊かな公園の正面に、人間の一生を象徴する彫刻の塔が見えます。
何処に行っても、観光客が入ってしまいます。
さまざまな彫刻が点在していました。歩調を合わせるために一足先に
現地添乗員さんの説明は、ゆっくりと聞かないで出口に向かいました。
何気ないオスロの街の風景。
やはり高層ビルゼロ、ヨーロッパを歩いていつも感じることは、
東京をはじめ、日本の大都会にいかに高層ビルが多いことか、です。
ヨーロッパの街が落ち着いた感じに見えるのはそのせいかも知れません。
これにて、今回の旅、全過程無事に終了いたしました。
これが、最後の海外旅行になるだろうと思い、1人しんみりと夕空を
眺めました。収穫は大きかった、大満足です。
最後の晩餐、怪我人もなく1人旅のメンバー15名、すっかり仲良し
になりました。メデタシ・メデタシ!!!
旅行社への最初の問い合わせは、真っ赤なウソ。50代、元気一杯の
女性たち、当方の年を知って何て言ったと思われます?
「わ~~、okkoさんの年を聞いたらあと、何回でも海外旅行に行く
ことが出来る~~~!」
おなじ宇宙空間を共有している・・・妙に感動しました。
また遊びにおいでねぇ~~~!
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現地添乗員さんは、皆さん、中年の日本人女性。ご縁があって、現地の
方と結婚されて、このお仕事をなさっているそうです。広い世界、
さまざまな日本人が活躍されているんですねぇ。
拙文、拙画像、ご高覧頂きアリガトウゴザイマシタ!
北欧の旅 [海外旅行]
ストックホルムに別れを告げて、空路ノルウエーはベルゲンへ。
あまり馴染みのない街ですが、作曲家グリークの生地だそうです。
この街の一角にあるブリッケン地区は、ベルゲン旧市街の倉庫群。
海に面して木造の倉庫が。奥行深く、道細く・・それでも1979年に
世界遺産として登録されています。小雨は降るし、1枚だけ。
何となく魚河岸の場外市場みたいな感じの場所で、それぞれに昼食。
それから150キロ、バスに揺られてフィヨルドに面したホテルに到着。
ここで2連泊は嬉しい。
船の次は?????
ヴオスから、ベルゲン鉄道で、ミュールダール、そこでフロム鉄道に
乗り換えて(忙しいこっちゃ!)フロムに。
ガラス戸越しに、手を振っている場合ではない、自分もそれに
乗るのよ~~。
あれ?途中駅で止まってしまいました。乗客も全員降りる!
妖精の滝を見物する~~? 妖精が出るそうです。ほんまかいな?
木立の中から現れました、妖精さんです。
滝の迫力は、凄まじいく美しかったけれど、「妖精」って言われても
ねぇ。心の中では、もっと幻想的なライトの効果などを期待していた
のです。あの方、間隔は空いているでしょうけど、列車が来る度に
妖精役、時給幾らなんだろう?? 1人、下らないことを考えて・・
フロムで下車して、いよいよこの旅の目玉、フィヨルド遊覧です。
世界最長・最深のソグネフィヨルド約2時間。
世界遺産ネーロイフョルドも部分的に。フィヨルドって、なに?
簡単にいえば、北極の氷山が溶けて流れて、海水を押し退けて陸地に
流れ込んだ溜池のようなもの?かな。
じゃあ、少しショッパイし、魚もいるんでしょうねぇ?
詳しくお調べになりたい方は、是非、教えてください。
それでは、ゆるりと参りましょう。
ガラス越しは面白くない、デッキに出ます、小雨強風だけれど・・・
墨絵のような幽玄の世界です。悟りを開かねば~~!
約2時間、強風も気にならず、ただただ自然の美に酔いしれました。
滝があちこちから・・雨が多い今の時期、この滝もフィヨルド観光
に興を添えるものとか。
帰路に就く道端で・・・
(妖精さんは出てこないでね) 終わり。
北欧の旅 [海外旅行]
船中で一泊。バルト海を渡りストックホルムへ。中型船だろうな~
それが大間違い。
目を疑うような大型客船。部屋はそれぞれ10階の海側。
客室です。シャワーしかなかったものの、これで充分です。
煙突でニコニコ笑っているのは? アザラシかラッコか?
海を渡ってくる風は心地よく、デッキに出て沈む夕陽を拝みました。
バルトはドイツ語(wald)で森を意味しますが、森の多い国々に囲まれて
いるから、こんな名前が付いたのかな? 1人勝手に想像したり。
夕食は日本でもお馴染みのスモーガースボード(バイキング料理)
波もなく、心地よい眠りにつきました。
記念晩餐会が行われる市庁舎、見学。
バロック風なこの大広間で、晩餐会が開かれるそうです。
自分が文系なせいか、川端康成さんの「美しき国ニッポン」は
今でも忘れません。その後、大江健三郎さんが受賞されましたが、
あれは不評をかったことを記憶しています。視野の狭い日本、
みたいなことを、確か言われたと思います。
ノーベル館なる建物のある下町のガムラスタン広場。
と受付に言うと、無料で入れてくれ、数名がチョコを買っていましたが、
そうそう、忘れていました。ロンドンの衛兵交代は有名ですが、
偶然にも出会うことができたのです。
午後は自由行動。ここでヘルシンキで旧宅と再会できたと同じ、
ステキな再会があったのです。この広場から別れる道沿いに、知人
が彫金と宝石などを扱うお店があり、オーナーと15年振りに会いたい
という仲間と2人、番地捜して無事に再会出来たではありませんか!
そのお仲間も同じく身障者だったので、元気な仲間と自由時間
を別行動で過していたのです。
ストックホルムの夜も静かに暮れていきました。
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困ったことはなんですか? 私の場合はトイレとお金。
ウオッシュレットに慣れ切った毎日の生活には、トイレがねぇ~。
それと通貨。フィンランドはユーロ、オーケーですが、スエーデン
はクローネ、これが同じようなのにノルウエーではクローナ。
最後の国、ノルウェーでは物価は高いし、食事の飲み物は自前で支払う
ので、まだ先の話ですが、夕食時のビール一杯吞むにも苦労しました。
添乗員に泣きついて、円を5000円、交換出来て
北欧の旅 [海外旅行]
ご無沙汰いたしました。
以前、シベリア鉄道の記事をアップした時に、幼少期をフィンランドは
ヘルシンキで暮らした経験があることを書いた記憶があります。
当時住んでいた家が、今も残っている、確かめてみたい気持ちが一杯。
そんな目に飛び込んできたのが、「優雅にめぐる夏の北欧3か国」
という旅行社の文字。 ヘルシンキでは自由時間がある、
早速問い合わせてみると、
これならば、大丈夫だろうと申し込み。8日出発の1週間、1人旅。
果たして、古い家と再会出来るでしょうか??
フィンランド航空で10時間、やっぱりすぐに出ましたね、鮭さんが。
ヘルシンキの象徴のような大聖堂は健在でした。
鮮明に覚えていました。
鮮やかなさまざまのベリー、色彩に目を奪われます。どれも美味しい!
黄色いのはキノコです。
フィンランドを代表する作曲家といえば、シベリュウス
「フィンランディア」「カレリア組曲」などなど有名ですね。
3人の鍛冶屋の像も、健在。茶色い建物ストックマンはオモチャ売り場の
匂いを今でも覚えている老舗のデパートですが、周囲に店が増えて
以前ほどの存在感はなくなりました。(自分が小さかったから??)
観光終わり、待ちに待った自由時間!!
タクシーで1人も心細い、地元添乗員さんが付いてきてくれると言う。
白樺の並木道を走ること15分あまり。ありました~~~!!!
番地も正確、何故か急に涙が止まらなくなって・・・・
添乗員さんも貰い涙 「よかったですね~~!」
この一帯は、大使館が多い地域で外交官の住居が殆ど。壁も高く、
でも、近くに公園などなかったのに、周囲の雰囲気はかなり変わって
いました。はい、充分です。何回か修理も重ねているでしょう、
80数年前の話ですから・・・充分に満足して帰路につきました。
この旅のメインは、フィヨルドを巡る、なのに初日からこんなに感動
していいんでしょうか????
(例によって、カメラ音痴ゆえ、画像は少ないです)ゴメンナサイ
バルカン半島の旅(8) お目当てはこれだった! [海外旅行]
国内であれ、海外であれ、旅に出る時にはコレッ!という目的がある筈。
海外で、行きたくなかったのは、ルーマニアとポーランド。
前者はチャウシェスクの悪夢、後者は、アウシュヴィッツの負の遺産が
いまわしい余韻を残し得いるから・・・じゃぁ、なんでこの旅行に参加したの???
それはね、これをどうしても見たかったからです。
巨大な部屋で、まんじりともしない夜が明け、バスで向かった先は、
山道を登って、海抜1147メートル、リラ山系に建てられた世界遺産
リラの僧院です。
駐車場の紅葉をパチリして、門をくぐります。
パッと視界が開けて、画像では何回も目にした僧院が目の前に!感動!
リラは、「泉」の意味。「泉の僧院」です。
ブルガリア最大、10世紀に建てられたブルガリア正教会の修道院。
イヴァン・リルスキーという修道僧が断食の修行を行ったことが起源になって
いるそうです。(詳しくは下記をどうぞ)
http://bulgariatravel.org/ja/object/272/rilski_manastir
さすが、泉の水が・・・
本館を囲むように300室の住居部分があり、修道僧たちの生活の場でした。
本院の中は、撮影禁止でしたが、外廊下は、天井から壁まで、鮮やかな色彩の
壁画で埋め尽くされていました。
とても全部は無理! 白いお洋服を着たお嬢ちゃん、洗礼を受けに来たと、
パパさんが嬉しそうに教えてくださいました。
山の静寂のなかに佇む、美しい修道院、これを見たいばかりに
このツアーに参加した・・・いや、その甲斐は充分にありました。
もう少し余韻に浸りたいので、お約束を破り、帰国は次回ということで・・・・。