知らなかった~。
断捨離という言葉は、あまり好きになれないが、本棚を見ると、もう読むこともあるまいと思えるのが
かなり溜まったので、整理をしていた時、フッと目に留まったのが、「慣用句教室」という一冊。
2002年、初版ですから推して知るべし。筆者は有名大学の名誉教授。
ところで、「慣用句」ってご存知ですよね。何気なく使っているので、気が付かないだけのこと。
例えば、「君なら合格間違いなし、と先生が太鼓判を押した(判)は判子のこと」太鼓のような
大きい判を押せば、大丈夫でしょう。
「輪をかける」物事の程度がいっそう大きくなること。この輪は、桶などの周囲にかける金属や
竹の(たが)のことで、(たが)は桶より一回り大きく出来ているので前の状態よりも、大きくなるこ
と、「輪をかける」というようになったとか・・・
「眉にツバをつける」騙されないように、用心すること。タヌキや狐に化かされないためには、
眉にツバをつければよい、古い言い伝えから、生まれた言葉だそうです。
書きだしたらキリがないほどの、沢山の慣用句が挙げられていましたが、一番驚いたのは
「台無しにする」でした。すっかり駄目にしてしまう、って意味ですよね。
原点は、「この台は、仏像を安置する為の台座、蓮や鳥の姿をしたもの、いろいろあるそうです。
この台座を取ってしまったら、仏様は立派に見えない貧弱に見えてしまうのです。
そのことから、「台無しになる」「台無しになる」・・・つまり、すっかり駄目になってしまうという
意味になる。
普段、何気なく使っている慣用句にも、曰く因縁があるものだと、感服した次第。
この一冊は処分いたしません!!。 お粗末でした。
こんばんは^^
そう言う本って読みだすときりがないですよね^^
そんなに覚えられないけれど「なるほどなるほど」ってつい読み進めますね。それは捨てられないですよ^^
それにしてもここに書いてくださったものでも「なるほど」です。知らなかったです(ー。ー
by mm (2023-10-15 19:22)
台無しになる。
なーるほど、でした。謝々。
by 夏炉冬扇 (2023-10-15 20:17)
そういうためになる本を読んで、その時はフムフムと分かったようでいて、何年か後にはほとんど覚えていない。
ああ、この脳みそを、甘酒の米麹と取り替えたい。
by Baldhead1010 (2023-10-15 20:32)
慣用句の本、取っておくのがいいですね。時々読み返すと、面白い発見がありますね。
by テリー (2023-10-15 21:07)
断捨離?この言葉が何時頃から流行したか存じませんが、今の若い人には『慣用句』なのですね~ 私らは『報連相』で育てられました(ポパイじゃないよ)。
現代若者語にはまるで着いて行けない! さりとて昔のモ分らん~『起きて半畳寝て一畳・・』 okkoさんのは理解可能でっせ~ニコッ!
by OJJ (2023-10-15 21:45)
面白そうな本だなぁ^^
断捨離、自分もやらないとなぁ
by さる1号 (2023-10-16 06:30)
勉強をさせていただきました、面白いですね。
外国語の単語よりも日本語の慣用句を使ってもらいたいですね。
by 斗夢 (2023-10-16 07:27)
とってもおもしろそうな本ですね ^^
昔はホンをよく読んだものですが、最近ではほとんど読まなくなってしまいました。
ネットばかり見ているからなんだろうけど、たまには本屋にでも行ってみようかな(^^;
by なかちゃん (2023-10-16 07:55)
おはようございます!
言葉の気になるのは優勝インタビューなどで
”おめでとうございました!”です。
アナウンサーが平気で使っています、これは
間違いですが・・だんだんOKになるんですね!
by Take-Zee (2023-10-16 08:15)
慣用句、面白いですね^^
日本の言葉は、四文字熟語、ことわざ……あげたらきりが無いほど
興味の湧くことがいっぱいです。
結構勘違いもあって本当の意味を知ると驚きだらけです^^
by ツツピーツツピー (2023-10-16 11:05)
分かっているつもりでも、改めて知ると面白いですね。
我が家の本棚も溢れるばかりで、整理をしようと思いながら
読み直してみると忘れていたり面白かったりで、なかなか処分できないでいます。
by みち (2023-10-16 21:32)
どの言葉も何気なく使っています。
なるほど〜
外国人には説明しにくいですね。
by koto (2023-10-17 11:02)
中学受験のとき、慣用句、覚えたなぁ(笑)!
by トモミ (2023-10-17 13:48)
mmさん
本当に楽しい一冊でした。「目から鱗が落ちる」ような。何気なしに使っていますけど、結構、自然に使っているような感じを受けました。
*夏炉冬扇さん
暫く手も付けていなかった本が、こんなに面白いとは・・・夢中で読みました。畑仕事、奥さまのお料理、娘さんのケーキ造り、お三方とも「腕が鳴って」おられることでしょう。自分の技術や能力を発揮したくて、ジッとしていられないこと、この場合は「腕前」を意味するとか・・・
*Baldheadさん
Baldさんは、カメラに関しては「腕におぼえがある」ではありませんか。OJJ
「身につけた技術や力に自信がある」だそうですよ。
*テリーさん
テリーさんのお写真には「みな兜をぬいで」おりますよ。
*OJJさん
貴女さまのコメントには、時として「狐につままれた」感じを持ちますよ。
断捨離は、いつ誰が使いはじめたんでしょうね。調べてみよう、ヨーガの思想だそうです。これも狐につままれたようで、分からん!
*さる一号さん
断捨離は上に書いたように、ヨガに関係あるみたいですよ。
一号さんは、美味しいものをいつも、書いておられるから「舌が肥えて」おられることでしょう。味にかなりうるさい???
*斗夢さん
そうですねぇ、最近は横文字語が流行ってますね~。「歯が浮くよう」です。軽薄な言い方に使われています。
*なかちゃん
面白いですよ、何気なく、使っているけど。お米、「舌鼓を打って」頂いております。美味しいものを食べるとき、自然と舌で音を立てることだそうです。
*Take-Zeeさん
そう、やたらに連発していますね。聞き苦しく感じることがあります。「耳にたこができる」です。
*ツツピーツツピーさん
日本語は面白いですね~。横文字化するのは、反対です。
よく分からない言葉「目を白黒」させられます。
みちさん
こんな本があったのか~~ッて「目を白黒」させて驚いています。
*kotoさん
説明は難しい、こちらも「匙を投げる」でしょう。(物事がよくなる見込みがないので、諦める)
*トモミさん
「さばを読んで」適当に・・・ワタシたちの年代には、慣用句として学校では教えてくれなかったなぁ~。
*
by okko (2023-10-17 16:47)
ラクダのシャツの件ですが、もともとラクダの種のビキューナなどの毛で作られていたようです。高級品でしたよ。
父のシャツは色だけラクダで綿かウールか合繊でしょうね。
by koto (2023-10-17 17:33)
昔、確実に読んで居る筈なんですよね。
でも巡りあうべくして巡り合ったのでしょう。
面白い本を再発掘されましたね。
by 向日葵 (2023-10-18 02:34)
レコードの断捨離だけは出来ない私・・・
by たいへー (2023-10-18 07:15)
kotoさん
駱駝に似たビキューナって知らない、毛足が長いのかな?
でも高級品であることに間違いなさそうですね。その色のシャツを着ている人、いい気分になっているんですから、当たらずと言えども遠からず、
「ビキューナ」世界一貴重な繊維。インカ帝国では神聖な動物とかんがえられていたんだそうです。そんな高級なもん、遠い日本の庶民が、着られるわけないわね。
勉強させてもらっちゃった!
*向日葵さん
同じ本かどうか、わかりませんよ。
自分でも、いつ買ったか、とうに忘れています。
*たいへーさん
わかりますよ~~!
ワタシはクラシック系だけど、レコード捨てたことありません。
自分の思い出を、全部捨てちゃう気がして。
最近は、新しいの買われましたか??
お仕事のあと、音楽室で音に浸る、いい気持ちだろうなぁ~。
by okko (2023-10-18 15:05)
改めて聞くとそうだったなと思いだすことが多いです。その本は処分しない方がいいですね、何時か孫が手にしてくれないかと捨てずにあります。
by JUNKO (2023-10-18 19:13)
ウチにも誰のものかは分からない、慣用句の古い辞典があります
okkoさんが書いたものだけでも、ほほうと思うことしきりでしたので
辞典を読んでみたいと思います
by たぃ (2023-10-21 11:44)
慣用句って面白いですよね。
私は、子どもの頃
母から沢山の諺を学びました。これがたいそう役立ちました。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2023-10-27 17:04)