バルカン半島の旅（９） 家路

     昨２６日で旅から帰って丸１か月、ずいぶん前のことのように感じられます。


    リラの余韻に浸りながら、バスで下山。

    おや、あれは？？？

    
   


      養蜂場でした。よき鴨、ござんなれと、たちまち並びましたよ。


  

    ナッツの蜂蜜漬け、透き通ったのやら、堅いままのやらがズラリと・・・


     お味見も自由、みなさん、あれこれとお土産に買っておられました。
   
     （重くなるので、こちらは眺めているだけ・・）


     さあ、次に参ります。ソフィア市の外れヴィトシャ山の麓にある世界遺産

    ボヤナ教会。１１世紀創建、１４世紀増築したときのフレスコ画がイタリア

     ルネッサンスよりも表情豊かな人物の表情に現れていて、驚きました。


     

      驚いたのはいいのですけど、入口が狭く、扉も痛みが激しくて撮影は禁止。

      少人数に別れての見学になりました。

      「ドアの絵、いえ、ドアにも絶対に触らないで下さい」　

　　　管理人のオバサンに釘をさされて、そそくさと覗いて終わりました。


    

      ね、狭いでしょ？　言われなければ見落としてしまいそうな世界遺産でした。


   



   

     大勢入って行ったけど、今日もワタシの絵、１枚も売れそうにないわ～。


     ソフィア市内に戻りました。要所を歩いて見学ということだったので、

     飛行機の時間もあり、ワタシはバスで先に到着地点、市内観光の〆、

     ブルガリア正教の中心、アレクサンドル・ネフスキー寺院前の広場で

     待機することにしました。


    

     ブルガリアと言えば、薔薇。６月の薔薇祭りが最高のシーズンです。

     排気ガスを吸いながら、道路脇にも薔薇の植え込みが続いていました。


    

     こんなモダンな、ガラス張りのビルもありました。EUに加盟して、西欧化が

     進むのでしょう。

    
      

     　　　　　　　　 これが、ネフスキー寺院と前の広場です。


      みなさんの到着を待って・・・・


    


     　　　　　　　　

    　　　　　　　　　　　 家路を急ぐ人たちの日常の姿や風景を写したり、


      


        

      　　　　　　　アッ、飛行機だ！空港は近くだったんですね～。


       ５時の鐘が、澄んだ空気を震わせて、心地よく響きます。寺院のテッペンの

       鐘楼から・・・・。８５才の女性が毎日、鐘を１５分間、ついているとか、

       負けました！！


       大丈夫かな、飛行機の出発時間は、２０時４０分なんですけど。

       間もなく急ぎ足に戻ってきたお仲間と、無事に滑り込みセーフ！


       

       出国検査、荷物検査が済んで、この状態になればもうこちらのもの！

       シャンペンをチビチビ・・・ドーハで乗り換えて成田まで。

       フルフラットのシートで、身体を伸ばしてゆっくりと家路につきました。


   　　　  

        いえいえ、こちらこそ。サービスも満点でしたよ、カタール航空さん。

       この色、カタールの色だそうです。


         長い道中、お付き合い頂きまして、有り難うございました。

　　　　　この旅で、特にめだったのは・・・・両国を通じて、スマホ持つ人、ナガラ族など

         １人も見掛けなかったことでしょうか。　今に変わるでしょうけどねぇ。

コメント 21

ネフスキー寺院、美しいでやすね！
水色の屋根が外壁の色にぴったりマッチしてやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-11-27 16:30) 

ネフスキー寺院、とても素敵な佇まいですね ＾＾
こんなのが見られればあとはいらないかも…
特にモダンな建物は必要ないです。
まぁ、そこに住んでる訳ではないので好きなことを書いてますが （＾＾；

by なかちゃん (2016-11-27 18:35) 

小さな世界遺産と、ガラス張りのビル、、、違う国のようですね！

終始、素朴さや、人情を感じるような旅で楽しかったことでしょう～
私もいつか、カタコトの英語で世界を回ってみようと思ってます＾＾
by HAL (2016-11-27 19:48) 

カタールってQatarと書くんですね。一つ物知りになりました。
by takenoko (2016-11-27 20:40) 

街の風景を見ると、
東京ほど都会な感じではない（・・・という言い方は失礼な言い方ですが）
そんな感じですね。
by sasasa (2016-11-27 23:47) 

観光地よりも市井の何気ない景色の方が、そのお国柄をよく現している。というのが往々にしてありますね。

まだまだお元気なokkoさん、お父さんは息子さん達に任せて、さぁ、身体が動かせるうちは遠出を＾＾

by Baldhead1010 (2016-11-28 07:44) 

いいなぁ～！こんな街。
素敵な寺院。
のんびりと暮らしてみたいです。
by shiho (2016-11-28 10:10) 

ガラス張りのビル!
上の階は、なかなか暑そうですね^^;
by お茶屋 (2016-11-28 15:42) 

こんにちは。
充実した旅でしたね〜 　ガラス張りのビルとネフスキー寺院が対象的です。
薔薇の花が心和ましてくれましたね。
秋の紅葉の季節はどこでも同じですね。落ち葉の掃除が大変そう〜σ(^◇^;)
by yakko (2016-11-28 15:47) 

こんばんわ。
中々、blogに訪問できずに残念に思っています(*_*;
素晴らしい旅の記録が忘れずにUP 出来るなぁ…と感心しています。
以前の記事も読ませて頂いて無いので、ゆっくりですがお伺いしますので宜しくお願いします…
OKKO さんは外国にも住まれたことがあるので言葉に不自由が無いのでしょうね？
私は名前や地名もカタカナで書いてあるのは上手く読めないのです("⌒∇⌒")
覚えることも苦手です(*_*;　写真で楽しませて頂いております…
風邪引かないようにお元気でお暮らし下さいね。
by ちゃーちゃん (2016-11-29 01:46) 

素敵な一人旅でしたね！
日本のスマホ光景、たかだか5年くらいだとは思うのですが、もうほとんどの人は異様とは感じていないのでしょう。
個人的には如何なものかと心底思っているのですが…
by トモミ (2016-11-29 07:03) 

カタール空港のサービスの良さを、日本でかた～る・・・お粗末。＾＾；
by たいへー (2016-11-29 07:59) 

＊ぼんぼちぼちぼちさん
屋根の丸みもいいし、夕方の光もよし、神を信じないワタシも敬虔な気持ちになりましたデス、ハイ。


＊なかちゃん
ガラス張りのビルなんて、見飽きているのに、こういう環境では新鮮に目に映るから、おかしなもんですね～～。
スマホ見ないのも、新鮮でした。


＊HALさん
あまりマスコミで報道されない国を旅するのは、珍しさも混じって面白い！

ハイ、正直、楽しい、というか知らなかった国についていろいろ勉強できた旅でした。
言葉なんて、関係ナイッて！


＊takenokoさん
ドーハの悲劇、ぐらいの知識しかなかったので、食事も美味しかった。

＊sasasaさん
日本には、もうこんな街はないでしょうね、古さと新しいモノが極端で。京都も変わってしまいましたしね～～。


＊Baldheadさん
ワタシのワガママ自由時間、最高です。アイルランドでも、この手でずいぶん、スナップ写真を撮りました。

次回は四国にしようかな？？


＊shihoさん
そう思うんですよ、いつも。でも、年ですねぇ、「いい病院はあるのかしら？？」で諦めます。経験は積みたいけど、入院だけはご勘弁。やっぱり日本が１番・・笑


＊お茶屋さん
そう言えばそうですね。冷暖房はどうなっているんでしょうね。


＊yakkoさん
薔薇祭りの時期は、大賑わいだそうです。見てみたいとも思いますが、きっと観光客で大変でしょう。お土産にバラ石鹸を数個、買って帰りました。

おかげさまで、充実した旅ができて幸せでした。読んでくださってアリガトウ～！


＊ちゃーちゃん
この最終の記事を書き終えるまで、机の上は覚書で一杯！調べたいことは、グーグルさんにお願いしたり・・・・自分でも振り返りながら、楽しんで書き終えました。
下手な写真ばかりで、お恥ずかしい限りです。
体調も異常なく、無事に旅を終えて、幸せだったと感謝の気持ちで一杯です。


＊トモミさん
短い時間でしたが、中身はギッシリ！の旅でした。
あんまり西欧化して貰いたくないですけど、若い人たちの流行は、アッという間に広がりますからね、悲しいけれど・・・・。


＊たいへーさん
「笑点」からお呼びがかかってますよ～～。
聞いたことない会社だけど、ヤバイんじゃないの～～、って不安になって調べたら、安全度１０位以内、３か４で安心した次第で～す。
by okko (2016-11-29 15:06) 

ブルガリア、まずいかない所の写真を見せて戴き、ありがとうございました。
行き尽くした人は、あまり、行かない場所に、チャレンジされていくのですね。
by テリー (2016-11-29 18:43) 

*テリーさん
拙い写真と文章、読んでいただき、有り難うございました。
プロフィール欄にも書いておきましたが、何の因果か、３歳から父の任地先、長じては主人の転勤先と、通算約１６年間、あちらこちら、転々と移り住んでいたので、行きたい先も限られてきてしまいました。
３歳から４年間住んだヘルシンキの家が、今もそのまま残っているというので、未練はありますが、もうこれが最後かと、年から考えても無理でしょう。

最後に東欧に足を踏み入れ、夢にまで見たリラの僧院を見ることが出来て、本望です。

テリーさんは、これからもあちらこちら、飛び歩いて美しい画像を見せてください。
by okko (2016-11-30 14:20) 

ネフスキー寺院、とても素敵な佇まいですね
by mamii (2016-11-30 22:05) 

ボヤナ教会の壁の素朴な感じが素敵です。
でも痛みが激しくて、触るのも禁止というのでは、先が心配ですね。
世界遺産だといい加減な補修はできないのでしょうかね。
by きまじめさん (2016-11-30 23:48) 

木立の多い、素敵な街ですね
薔薇の花、美しい植え込み、、
暮らし方々の質素で飾り気のない雰囲気に見受けます
旅行記、楽しんで読まさせていただきました
okkoさんの視線が、新鮮ですね
by engrid (2016-12-01 02:31) 

＊mamiiさん
色彩も屋根の丸みなど、形も美しいですねぇ。


＊きまじめさん
日本のお蔵によく似てますよね、正面から見ると特に。１１世紀に建てられたっていうから、かなり傷みが激しいのは分かります。修復は１度されたようで、立ち入り禁止になった時期もあったみたい。維持費が大変でしょうね。


＊engridさん
短く纏めましたが、最後まで読んで下さって有り難うございました。
名所旧跡の見学も貴重ですけど、市井の人たちのナマの姿を見るのも好きです。

スマホもですけど、あんまり笑顔の人が見掛けられなかったのも、気になり、淋しかったですねぇ。
by okko (2016-12-01 10:10) 

1000年も経った世界遺産・・存在するだけで十分価値が有りますよね～こうやって見せて頂くと知らない国のことはサッパリ分かって居ないです。ましてや歴史までは知る由もない・・涙）
by ＯＪＪ (2016-12-02 09:15) 

*OJJさん
ビザンチンにオスマントルコ、ローマ帝国と来ちゃ、ワタシもチンプンカンプン、いや～、いい勉強になりまして、毎朝たべるブルガリアヨーグルトも味が違うような感じになってきました。
最後まで有り難うございました。


by okko (2016-12-02 16:13)