永久欠判
51番は永久欠番になりました。
こちらの場合は、永久欠判です。陶芸を始めて8年近く、
基礎から教えて頂いて作ったお皿、茶碗、丼は数知れず。今や
1人暮らしになってしまうと、必要はありません。
車も返上したし、出来上がったモノを見てくれる相棒もいなくなり・で
判子返上することに。
どの作品にも、どこか目立たぬところに必ず押す作者印です。
「最近は陶芸じゃなくて、造形になってきたわね」先生ニコニコ。
人形の目に通じるかも知れませんが、目の表情が楽しくて。
「おい、一杯、呑んでいけや」
「呑みたいのはやまやまだけど、カアチャンがこわい」
「いい子だね~~」「オカアサン、遊んで~~~」
亀の親子は、以前、お目を汚したかと思います。
ワタシたち夫婦と一緒のお墓に入る2匹の犬は、もうとっくに
仕上がっています。
黒い土を捏ねるのも、削るのも、年寄りの目には辛くなってきました。
人生、終末に近くなってから始めた趣味、未練は残れどオサラバです。
まだ、窯の中には、ウサギが2匹、焼きあがるのを待って居ます。
さ~~~て、次は何をやろうかな?・・もう止めて置きなさい
クシュン!!!!