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人形は好きですか?

  

   暖かいある日、創作人形の展示会を見に行った。


       まこと、世間には手先の器用な方が多いものだ。

  
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     場内撮影禁止なので・・・・。


   こんな感じの人形が数体、並んでいた。


       人形は当然ながら、物言わぬ。何を考えているのだろう。


   しばらく、眺めているうちに妙な不安感を覚えた。



       そうか、だ。 数十体の人形はみな美しく着飾り、艶やかである。


       しかし、何を考えているのか、その優しげな表情も、


   目を見ているうちに、さまざまに解釈して取れた。


            その笑顔は??? 妖しくさえも見える。


       目は口ほどになんとやら、日常生活でも話相手の目の表情がどれほど



       おおきな意味を持っているか、初対面でも目を合わせないようにする、


      目が泳いでいる人には好感が持てない。


  人形の目からはそれが判断できない、怪しげな笑顔にまで見えてくる。


      ただそれだけの話ではあったけれども・・・・


       会場を後に、生きたナマの目に囲まれて何故か安堵感を覚えた


      不思議な人形展観賞のひとときだった。



      誤解を招かぬように・・どれも細かな手の込んだお人形さんたちだった!


 
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  これは、幼い時から80年ちかく、まだ大切にしている抱き人形。


      気心はかなり知れています。????       

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朝の風景など


    イチロー君、引退。お疲れ様でした。


     だいぶ前のことですが、ペプシだったかな、とにかく飲料水のキャップに


     期限付きでこんなのがあったのです。振り切るまでの3本、飲むのは


  違う人で買っておきました。「今に値がでるぞ」息子の言葉を信じて



      1-11.jpgどんなもんでしょ?



        朝、7時半、表に出るとまず目に付くのがスズメの斥候。



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    まだ出てないけど、もうすぐだぞ~~~!!


           聞きつけてやってきました、ありゃ、何時の間にか曇っちゃった。


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    10羽は並びます。それにしても、どうです、電線の込み具合!!


        ハイハイ、分かりましたよ・・・で、こうなるわけ。



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            これは玄関先です。以前、庭に餌場をつくったときは、


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          こんな姿も見られたのに・・ネズミの出現で場所を変えました。


        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  kuwachanさんが、綺麗に撮っておられた多摩川沿いの桜、


     毎年、必ず最初に開く数本があるんです。今は逝ってしまった2人の


    親友一家と必ずお花見、プラスティック製のロケット上げたり、


    懐かしい思い出の桜です。


      せめて見るだけ、息子に車で通過してもらいました。


      道が狭いので、降りて写真をとるわけにもいかず・・車窓から。


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         ゴチャマゼブログでした。
   

           
    

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やっと、分かってきたぞ~。


      テレビのニュースって、こうもひつこく、何回も同じことを繰り返し

      報道していましたっけねぇ。


     口に出して言ってしまいます。「もう、分かりました、結構です」って。


     日々、変わったこともなく・・・嬉しいニュースは上の孫息子が


   無事に大学の卒業式を迎えたことぐらいです。あのチビ君が晴れて


     社会人!  感慨無量です。


        もう一つ、嬉しいと言えば、今年初めてこの方の姿。


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   珍しくもないでしょうが、画像修正ソフトを何とか自分で操作できる


     ようになったこと。(フォトハイウェイは使い勝手がよかったなぁ)


     な~んだ、そんなことかい、とお笑い下さい。年寄りにとっては、

 
     やったぜ~ッ!だったのですから。 いつも言うように、カメラ音痴、


  日々、難しくなる操作にあと4年で90才のバアサンはいい脳トレを


    いたしましたとさ。まだまだ、挑戦します。     

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この押し売りも勘弁!

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           おはようさん! 今日もいい天気だねえ、



     気温の上下が激しい毎日が続いている。


     週末のあるポカポカ日和、


    「アウトレットに行くけど、一緒にどう?」


     はい、喜んで。 成田空港に近い酒々水に新しいアウトレットが出来


     たとか、帰国する観光客目当てだったようだが、実際は閑散としている。


    1980年代、アメリカで生まれたショッピングセンター、高級ブランド


     用品を低価格で複合で集めたショッピング・センターのことを


     こう呼ぶようになったらしいが、なるほど、あるある、縁はないけど


     耳にする有名ブランド店が軒を並べて。


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    孫娘が一緒では、ママとの買い物はキリがない。


   承知でついて来たのだからと、お日様ポカポカの椅子で日なたぼっこ。



     その丸テーブルには、先客の若いご夫婦が。決まり文句の


    「いいお天気ですねぇ~」で始まった会話。ワンちゃんご同伴なので


     話題はそちらにも振られたり・・・他愛ないお喋り。


     そのうちに、奥方の方が名刺を手に、隣の席に移ってきた。何ごと?


      「信仰はおもちですか?」「いいえ、特に・・・」


       「わたくし共、このマークにありますナンヤラ教の教えをご説明

          して回っているんです。興味をお持ちでしたらお話しを・・・」


     ちょっと待ってよ~、ここはアウトレット、場違いじゃないですか?


     口にこそ出しませんでしたが、無言で拒否。


     運よく息子が戻ってきて、相手もバツ悪そうに偽のニコニコ顔で


     立ち去って行った。


      当家の近所でも、男女合わせて2・3人のグループが、新興宗教の


  売り込みに来ることがある。経験のある方もいらっしゃることだろう。


 
  アポ詐欺よりはいいとしても、はなはだ迷惑。



      (ここで、ピンポ~ン。なんとエホバがどうのこうののお話しを

   させて頂きたくて伺いました・・これホントの話、ああ、驚いた!)


      インターホンで顔も見ずに断ったのは言うまでもない。




        せっかく、いい気分で娘たちが戻って来るのを待って居たのに~~!


     やけ買いの戦利品!

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   時と場所を心得て・・・当然のことが出来ない人、不愉快である。

  
    画像修正ソフトの具合が悪いので、下手なデカ写真、ご勘弁ください。もうなおりましたので、次回
    はちゃんと整理いたします)
     


     


    

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おいでなさったかな??

  電話が鳴った。

     「もしもし、立石さんでいらっしゃいますか?」 女性の声。


     「いいえ、違います」

   
     「こちら、警視庁の防犯課でございます」まだ気は許せぬ。


     「立つに石を書いた立石さまではいらっしゃいませんか? 振込詐欺の


      予防について、お話ししたいと思いましてお電話しましたが」


     「ウチは立石と書いてタチイシともうしますが・・・・」


     「それは大変、失礼申し上げました。振り込め詐欺、初めの(違います)

  で電話を切ることと思います。アポ詐欺などという新手の詐欺が


     横行しております。特に、お宅様のご近所で頻繁に発生しておりますので


     お電話差し上げました。固定電話をお持ちでしたら、昼間は留守電にされ


  ることをお勧めいたします」


   あらまあ、ホンモノの警視庁からの電話だったとは・失礼いたしました。



     その他、細かい注意事項を教えてもらい、「ご苦労さまでした」


    当家の名前、確かに間違える人が多い。「違いますッ!」


    声を少し荒げていうと、売り込みなども、切るケースが何度かあった。


 詐欺まがいも、2度ほど経験している。物騒な世の中になったものだ。

 
    朝のニュースをきいていたら、アポ詐欺と分かりながら


   「ウチにはいま、300万ほどあるよ。金の延べ棒もあったかな?」


    相手をからかうつもりだったのだろうか、老人が暴行されて怪我を


  したとか・・信じられないお話しをしていた。



      「人をみたら、泥棒と思え」時代から、手口は進化?するばかり、


   それにしても、便利な苗字を持った幸せ、何が役に立つか分からぬ


  時代にになったものだ。


 
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  これはね、ボケているんじゃなくて、わざとぼかしてみたんですからね。

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シベリア鉄道 [blog]



  大河ドラマ、今回はどうも低調なようである。

 
      それでも、癖になっているので、時間がくるとチャンネルを変える。


  遂にストックホルムに向けて、主人公が日本を離れ,シベリア鉄道の


     乗客となる。



  




     そこでワタシの頭の中で、スイッチが切り替わってしまった。


    74年前、4才になったばかりの自分が、母と2人でシベリア鉄道に揺られて



  モスクワまで旅した過去の世界に。



   敦賀からウラジオストックまでは、船だったが、黒煙を吐く列車に



  2週間も乗ることになるとは、夢にも思わなかっただろう。記憶曖昧。


   
      金栗君たちと違い、立派なコンパートメントに母と二人、訳も分からず


    「汽車に乗れる~~」嬉しさの方が先立っていたかも知れない。


      母が一緒なら、恐いものなし!  だが、その母が不安と疲れが出た


  のか、体調を崩し医師や看護婦が出入りし始めてからは、様子も


    一変・・・いや、記憶は頼りない。食事は運んでくれたが、


    口もきかない母の顔を見れば、不安は募るばかりだった。


  ウロウロと食堂車近辺を歩いてみたり。珍しい、日本人の子供が


   乗っている、というんで、異国人はニコニコ話かけてくれ、



  「オッコーシュカ」という名前まで付けられて、すっかり人気者。



 恐怖はなく、ニコニコを返してはいたが、「お母さま、早く治って~~」



   「スタカン チャイ」(お茶を下さい) 「スパシーボ」(有難う)


 蚊のなくような声で、看護婦さんと交わした唯一のロシア語は忘れない。


     元来、丈夫な母は28才、点滴も取れて恢復、好奇心旺盛な人だったから


   積極的に部屋を出て、身振り手振りで顔見知りを作っていった。


   もう、大丈夫!!! 車窓を流れるシベリヤ原野の風景を眺めたり、


 下手な絵を描いて急ごしらえのオバサン友達にあげたり、歌を歌ったり。


   母に似てかなり積極的に動き回っていたらしい。



     シベリア鉄道が全線開通したのは、1916年、薪や石炭で燃料補給のため、


   よく停車していた。父が待つモスクワに向かって、シベリア鉄道の旅は


    自分にとって、忘れようにも忘れられない一生の1ページを飾って


    くれた。      初海外旅行だった、とも言えるだろうか?



      金栗さんたちのシベリア鉄道編を見て、急に別世界に飛んでしまった


    日曜日の夜だった。 1-111.jpg                                                          
 

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