大きくなったら・・・？

ワタシは背高ノッポです。　88才の今でも167センチ。


だからどうした？って話ではありません。


皆さんは、子どもの頃、将来なりたいモノってありませんでしたか？？


小学生も低学年の頃は、看護婦サンになりたい、それも「従軍看護婦」に憧れました。


父が軍人だったからでしょう。学年が上がるにつれて，背高ノッポが嫌で堪らなく


なった。理由？学芸会の時、いつも腰の曲がったお婆さん役が回ってきたから。


「白雪姫」に毒リンゴを渡す場面、今でも忘れません。で、役を演じることを止め、


演出に変りました。その頃からでしょうか、演劇に強い興味を持ち始めたのは。


大きくなったら、新劇の俳優になる、背が高くても男性がいるのですから。


母に話すと「原川乞食にする為に育ててきたんじゃない！！」と一喝で否定されました。

（江戸時代、四条河原で歌舞伎を演じていた役者に対する差別語）


致し方なく、大学進学というレールに乗せられ、可もなく不可もなく卒業、就職と


お定まりのコースを辿って終着駅付近まで生き延びているというわけです。


一喝されてからも、俳優座研究所の辺りをウロウロしていた記憶、未練タラタラ。

　　　皆さまは、なりたいと思ったものになれましたか？？？