日曜日の過ごし方
日本人は、いつから日曜日に、仕事を休むようになったのだろう?
と言うのも、先日、テレビで好きな時代劇を見ていて、江戸時代の休みの決まりは
どうなっていたのかな~?と、フッとおもったからである。
大工の熊さんは雨がふれば、魚屋の太助さんは時化が続けば休むより
仕方がなかっただろうが、城詰めや奉行所の役人たちは、いつ休日をとっていたのだ
ろう。興味を覚えて図書館まで出かけてざっと調べてみたのだが、江戸時代の時間の
割り方は出ていても、休日については、それらしい説明は遂に見つけることが出来
なかった。あて推量で考えて見れば、」働き手の労働時間は夜明けから日没まで、
電気のない時代だから花街あたりは別として、「暗くなれば仕事終了」だったのかなあ?
江戸時代に詳しい人に聞けば即座に明快な答えが返って来るだろう。
キリスト教文化、言い換えれば西洋文化を大々的に取り入れた明治の新政府が発足して
以来、「日曜日は休日よ」というハッキリした形が出来上がったのかも知れない。
日本人は無意識のうちに、キリスト教社会の日常習慣に従った生活している。
日曜日とは、天と地と生物を創造した神が、働き疲れてやすんだ休息日であり、キリスト
教徒が神を礼拝する日である。
彼らは日曜日をどう過ごすのか、教会に行って神への感謝を捧げ、モーゼの十誡にある
通りに休息するのである。休息することが信仰の証であるからだ。
キリスト教徒が日本の人口に占める率は定かではないが、昨今、日曜日に教会へ行く
敬虔なキリスト教徒の数は減少しつつあるように思えてならない。
地球上には、イスラム歴やヒンズー歴、農歴などをかたくなに守っている国もある。
日本にも神道があるというのに、知らない人の方が多い。実家は神道だったので、
母の葬式も、雅楽の優雅な音曲が流れるうちに終わった。
日曜日の由来は理解したが、今や、12月はクリスマスという、休日ではないが、
大騒ぎが社会現象になっている。サンタクロースは聖ニクラウスのオランダ語読み、
大騒ぎが社会現象になっている。サンタクロースは聖ニクラウスのオランダ語読み、
小アジア、確か旅でトルコに行ったとき、トルコ出身と説明があった記憶が・・・
今や、クリスマスは宗教を離れ、お祭り騒ぎになっている現象に、不愉快にもなって
来た。 よろしい、日曜日の過ごし方はひとそれぞれである。
毎日が日曜日の、90歳婆には全く関係ない。テレビの番組が詰まらないのが
つまらん!程度である。
今年はこれで、さようなら! 良き新年をお迎え下さい。