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すみません、変な横線が~~



 読みぐるしい記事をアップしてしまいました。

 デリートキーが付いていないので、なんとも仕様がありません。お許しください!!」
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好きな言葉

 冬の厳しい寒さに耐えた木々が一斉に緑の芽を吹くように、春は誕生のシーズンである。新調の スーツに身を包んだサラリーマン、OLたち、多少の受験疲れは見えるものの、晴れ晴れとした顔で登校する学生たち、大きなランドセルが歩いているような小学1年生、みんなピッカピカの一年生である。  最近は知らないけれど、駅では「〇〇よし!〇〇確認!出発進行!」と指差し呼称の声が溌剌と響いている。(最近は電車で出掛けることが殆どないので、不詳だけれど)  何もかもが初々しく、人の心も輝いて見える季節である。  ところが、やがて倦怠感が音もなく忍び寄り、五月病という名の奇病が蔓延する。張りつめていた弦がたるみ勝ちになり、「慣れ」という恐ろしい現象が現れ始めるのも、この頃からである。  だいぶ昔の話であるが、遊園地の観覧車にお客を積み残したまま係員が器械を停止させ、乗客たちは高い所に止まったまま車内で一夜を明かしたという事件があった。やはり、5月ごろの事件だったとッ記憶する。  あの係員も、配置された当初は車内をひとつひとつ点検し、或いは声に出して確認していたに違いない。馴れから来る油断が大きな事故につながる例は、いくらでもあると思う。  あの生真面目さは、何処に消えてしまったのだろう?  ある事件の証人として国会に喚問された某議員が、若くして初当選を果たした時の映像がテレビに映し出された。紅潮した頬、キラキラと輝く目、決意を表明し自信に溢れる声、あの初々しさは何処に行ってしまったのか?  新しい運転免許証を手にした人、ウエディングケーキにナイフを入れたばかりの新婚さん、 一生大事に可愛がりますと子犬を買ったあなた、真新しいバッジが眩しい新米議員さん、なにごとによらず、スタート地点で心に誓ったことはいつまでも忘れずにいて貰いたいものである。  「初心忘るべからず」 世阿弥のこの言葉をいつも自分に投げかけている。    ********************************************  すみません、長年書き溜めたエッセイもどきの駄文が、自分で製本して、もう数冊溜まってしまいました。これはだいぶ以前に書いたモノ、観覧車の事件もかなり昔の話です。  因みに、ひ孫一号も、今年から小学1年生、自分の顔よりも大きなランドセルを背負って出かけて行ったようです。老兵は去るのみです。
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