勲章の始末

　　父は軍人でした。敗戦直後、頂いた勲章は国に返すべきと、生まれ故郷の


 　　役場に返納、受理されました。


　　困ったのは、外国の勲章です。


　　フィンランドのもその一つ。ペンダントにしてもいいようなシンプルでいて



　華やかさを持っていました（写真は控えさせて頂きます）当時の家族写真は兎も角、


 　家族全員が紹介されている古ぼけた週刊雑誌風なもの、本数冊・・・



　FBにフィンランド大使館というグループがあります。どんな形で記事をアップしたか



　忘れてしまいましたが、ある日、大使館からお招きの電話を頂いてビックリ！

　　でも、勲章をお返しする絶好の機会、喜んで伺うことにしました。



　　シベリア鉄道で2週間近い旅を経て、ヘルシンキに着いたときは、３才後半、



　　出迎えて下さった大佐武官、日本語ペラの通訳の方、英語を交えて和やかな時を



　過ごしました。話が勲章に及ぶと



　　「近日中に展示館を新設することになっているので、そちらに展示させてください」

　
　　　何たる幸運、父も満足してくれるでしょう。


　　そろそろ自分の身の周りの始末を考える年になって、物事がこのような形で


　解決するとは！　まさに天の恵みでした。


　　　雑誌、書類の類は暫くお預けすることにして・・再度、伺うことになりました・・


　　というお話でした。「有難うございました」お別れに覚えていたフィンランド語を。

　

フィンランドとノルウエー（だと思う）の人形です。色褪せても懐かしいです。


　　

久し振りのオーケストラ

　　いつの間に家、１１月。その初日を飾ってくれたのが、



    　　　  


      こんなに素晴らしいコンサートホールが、渋谷にあったとは！！

　　かなりの観客数でした。チケツトの半券に住所・氏名書いて・・もしも

　　コロナ患者が出た時の用心のため？？　席に着くまでも、熱の有無、手の消毒、




　　コンサートも物々しくなったものです。　　さてさて、又もや兄の招待で。

　　　曲目はモーツアルトのヴァイオリン協奏曲とチャイコフスキーの交響曲第五番。

　　　　クラシックファンとしては、耳に心地よく響く曲ばかりでした。

　　　「全体の音がいまいち、纏まってきこえないなぁ」　そうです、コロナのせいで

　　　集団の稽古がなかなか出来ず、個別に練習していたからではないでしょうか？？

　　　言われてみれば・・・そんな気も。うっとりと時間が流れて行きました。

　　　大編成はやっぱり、いいですねぇ。

　　　　夢の時間は過ぎて「ここで待ってナサイ」出口付近。何ごと？と思えば

　　　兄は隣の東急デパートに夕飯の弁当を予約して作って貰ってあるからと・・・。

　　　京風のかなり大きな折り詰め弁当。外はもう真っ暗。

　　　　タクシーで帰路につきました。前回のバレーといい、この兄妹の急接近は

　　　　考えもしないことでした。嫂の看病から解放されて、ホット一息、


　　　　ワタシは３年前に主人と別れ、悲しみも薄らいできましたが、兄は去年の

　　　　出来事。心中如何許りか、ワタシも落ち込みましたからねぇ。

　

　　　　兄の気持ちをいくらかでも、晴らせることが出来るならば、妹、腕まくりで

　　　大喜び、上品な折り詰めも結構でございました。妹はいつでも、お付き合い

　　　させて頂きますよ。

　

歯が固まったかな？？

　　　他国は知りませんけど、オギャーと生まれて来てから、放って置けない


 　　　行事が２回、お宮参りにお食い初め。


　　　先日、二人目の曾孫の「お食い初め」が行われました。


　　　「歯固めの儀式」だそうで。

　
　　当節のお食い初めは豪華にして便利。某有名割烹店より出前。

　　値段は知りません。

　　　　



　　　

　　　目の下３寸の鯛までついて・・私こと大バアチャンは小さな


　　　ブナ材のお匙をオマケに。（貧弱やなぁ～～）


 　　自分の息子のお食い初めに比べて何とも豪華なことで、ビックリした


　　と言うお話でした。61年前と違って当たり前ですけど。


 　　お宮参りも済んだし、これで終わりね？


　　「いえいえ、お義母さま、お兄ちゃんの七五三が控えてます」ですと。

　　コロナより、猛暑が恐い夏になりました。ご自愛を。

　　　

手を付け始めたのはいいけれど～～

      警戒解除の府県も増えて来ました。

　　でも、慎重・我慢強い日本人、外出を控える傾向は以前に比べて

　　少なくなりました。

　　とはいっても、1日に一度はリハビリを兼ねて、散歩は欠かせません。

　　海外でも、外出する人の数は減少、じゃあ、家で何をしているか、

　　世界的にジグゾーパズルが流行っているとか、

　　３万個に挑戦している強者もいるそうです。

　　遅れてならじと、カントリーハウスの図柄に惹かれて、手をつけて

　　いなかった１００個のパズルを開封しました。

　　　　

　　　　

　　　１日１０個で、１０日で出来ますね・・・FBでコメント頂いて

　　　なるほどね、と思えどもそうは問屋がおろさない、ホトホト手を

　　　やいています。

　　　例の刺繍の額装にも行きたいけれど、交通機関はまだ遠慮。

　　　皆さまはどの様に時間を潰しておられますか？

　　　１日も早く、コロナちゃんとバイバイしたいものです。

　　　最後になりましたが、二人目のひ孫誕生、女の子です。

　　　嬉しいのは勿論ですが、まさか曾孫の顔を拝めるなんて、幸せ。

　　　先は短いのにね。

早すぎませんか？？

　　ブログの更新が？　確かに月1ブログに変身したのに。

　
　　なにが？ってね、警戒解除が。コロナ発症数が基準よりも減ったからと

　　隣の千葉県、早々に解除。

　　昨夜の知事さんの話を聞いていても、東京の隣ですよ、もう少し待って

　　貰いたかったと悲痛な訴え。北海道の例を見ても、解除した後でまた、

　　警戒区域に指定されてしまいましたものね。

　　初期の対策の遅れ、マスク配布などの中途半端なスタートを批判する声

　　はかなり厳しいものがありました。まさか、その遅れを取り戻そうと

　　いうのではないでしょうが。

　　かなり長期戦を覚悟しています。生活困窮者、廃業した人たち、店を

　　閉めて自粛している人たちは、本当にお気の毒だと思いますが、

　　世の中、分別の付く人ばかりじゃありません、一気に開放感を

　　味わいたい、野放図な行動も起こしかねません。

　　　今回警戒解除された39県、どうぞくれぐれも再度警戒にならない

　　ように祈るばかりです。



 　　ゴールデンウイークも過ぎ、母の日も終わりました。

　　　

　　　　なにを思ったのか、玄関先にこんなプランター・花壇を。

　　　

　　　　　　　「母の日のプレゼントなの？」いい感じ。

　　　　　

　　　　　　　　　鳩も、餌をついばみながら、観賞。

　　幾つになっても、親子の縁は切れません。その日は夜も、ゴチになり、

 　　３人寄れど、三密状態には座らず、87才は長男たちの行為を

　　嬉しく、有難く、味わったのでした。

　　　　（あのね、此処だけの話、（他にあるんかい？）月一だと、

　　　　　　パソコン操作を忘れる恐れが出て来たので、不定期ブログ

　　　　　　とさせて頂きます）　

　　　

　　

今日は何の日？

亜細亜の東、

日いづるところ、聖（ひじり）の君の現れまして、古き天地（あめつち）

閉ざせる霧を、大御光（おおみひかり）に、隈（くま）なくはらい・・

(^^♪）


こんな古い歌をご存知の方は、もう数少ないでしょう。

東京の明治神宮はご存知でも。

これは、明治節の歌です。今日は文化の日＝明治天皇生誕の日

徳川幕府が倒れ、天皇制に変わって以来、日本の文化・文明は海外

諸国並みに変わり、発展を遂げました。着物から洋服に着換えた日。

ですから、文化の日でいいわけですけれど、明治天皇のお誕生日でも

あることを、頭の何処かに記憶しておいて欲しい日でした。


　　　紅葉が遅いですねぇ、駅前のハナミズキの実が青空に映えて

　

仲良くしましょ、三角関係

     ラグビーの試合が、新聞のトップを飾る、不可解です。

     もっと大切なことがあるでしょ？

　　北朝鮮が海中からロケット弾を打ち上げ、排他的水域内に落下した、

 　　韓国の大統領は、旭日旗にイチャモンつける、

　　日本は、取り敢えず音無しの構え。中国は別として、この3つの国の

　　関係が正常に戻らない限り、アジアは脆弱なまま、アメリカさんも

　　いざ、戦争になったとして、日本だけ助けてくれると思ったら

　　大間違い。北とアメリカとの会談も、どうも食い違いが見えた。

  　韓国は、日本との「GSOMIA」とやらいう軍事情報交換の終了を

     宣言した、日本は「日本への影響はそんなにないだろう、日米で安全

    安全保障分野の連携がしっかり出来ている」平和ボケ？

      南・北朝鮮、日本が仲良く団結するのが理想的なのに。

      何とかならないもんでしょうかねぇ。

　　三角関係の縺れは、なかなか解けないのが常識なのかも？


 　
　　　えらく難しいこと書いちゃった～～！　(〃ﾉωﾉ)


　　　

 　　　　　　カマキリが狙っている獲物はな～～に？


        

  　　　　　　不穏な昨日の雲だった。

　

忘れられない一言

    ４０年ほど前、ドイツに住んでおりました。

     閑静な住宅地で、車も殆ど、通りません。

     ドイツ人小学校が、すぐ近くにありました。

     ある朝、子どもの手を繋いで登校途中の顔なじみの姿をみて、

　　「よかったら、〇〇君、学校まで送りましょうか？」

　　「ありがとう。でも、貴女、この子の命、保証してくれる？」


       ドキッとしました。

       以来、意地悪と思われようが、ケチと言われようが、顔見知りの

 　　知り合いは車に乗せないことに決めました。

　　

　　さて、話変わって、先日、長野県だったかなぁ、村おこしのために、

     訪れて来てくれた人に、「ボランティア・タクシー」っていうのは

     どうだろ？　テレビで見ました。

     ボランティアですから、無料で自分の車に乗ってもらい、景色のいい

     場所や、名所旧跡を見てもらう、村の良さを知って貰おう、

    という案で、賛同者がかなりいたと記憶しています。


      そこで思い出したのが「命の保証はしてくれる？」だったのです。


     車社会の現代、気安く「乗っていかない？」は、危険もはらんで

 　いるのです。タクシー拾った方が賢明ですよ、というどうでもいい

　　お話でした。お粗末。

かな かな かなっと・・・

　　まだヒグラシが鳴く季節には少し早いけど・・・

    
      最近、やたらと耳に付く言い回し、

      「やり過ぎじゃないかなって、言いたいです」

       「おかしいんじゃなかなって、気がします」

　　「そろそろ切り上げた方がいいんじゃないかな、って思います」


　　テレビを見ていると、最近、頻繁に耳にする言い回し。

      これって、自信がないからかでしょうか？

       「おかしいと思います」「やり過ぎだって言いたいです」

        「そろそろ切り上げたほうがいいでしょう」


      自分の発言に、自信がないので、語尾を曖昧にしたいのか、単なる

      流行なのか。

      先日は国会の討論で、議員までが使っていたのには驚きました。

     まさか、そのうち、医師までが「癌じゃないかなって、思いますよ」

     はないでしょうけど？？？？

      言葉は生きている・・分かりますけど、注意して聞いていると、

 　　この表現、やはり少しおかしいんじゃないかな、と思うこの頃です。

　　明日から9月、カナカナカナッ、ヒグラシもそろそろ鳴き始めるかな？


　　　　　　　　　　　　

海を見たかった日に・・・

　
　　　　　


　　　　遙かかなた、真正面に富士山が・・・・・カメラ音痴なので見えないかな？



 
      １１月初めの３連休は、穏やかな暖かい日が続いた。


      思いがけなく長男の「海でも見に行こうか？」　の一声。


       ときどき、無性に海を見たくなる、今までは相棒運転で、江の島に

      よく出掛けたものだが、今となってはそれもならず。


       息子の誘いにいやもおうもなく、喜び勇んで。


      

      沖にはヨットや、漁船の姿。　凪いだ静かな海が広がっていた。


      知人の別荘は高台にあるので、テラスに椅子を出し、果てしなく広がる

      海を只々、無心に眺めて・・・・・


       


       気温も東京とは違い、かなり暖かい。


      


 
           椰子の木、


  キューバとあまり変わらない？


 
    　　　　ススキはまだ、穂を広げていない。


       


      　　　 静寂が身を包みこみ、鳥の声さえ聞こえない。


        相棒を失って４か月近く、意識しないでも、ポッカリ空いた穴はかなり

        深い。そんな気持ちを慮ってか、海に誘い出してくれた好意に感謝の

        秋の１日だった。



      

        　　　　　　　 紅葉も気持ちだけ？？